新婦は女の子からの演出を受けながらバージンロードを歩く

プロテスタントじゃなくても気軽に参加できることから、もはや定番となっているキリスト教式の結婚式。この挙式スタイルは日本で行われる結婚式の約7割を占めています。ではキリスト教式にはどのような特徴があるのでしょうか。

まず新郎新婦が同時に入場するケースは少ないです。新郎が聖壇の前に立ち、新婦の入場を待つスタイルが一般的となっています。そして新婦は父親からのエスコートを受けながらバージンロードを歩いていきます。この際、フラワーガールと呼ばれる幼い女の子が花びらをまきながら先導し、バージンロードを歩く新婦を華やかに演出するのがキリスト教式の大きな特徴です。またウエディングドレスのトレーンを持つトレーンベアラーという役割も、女の子が担うことが多くなっています。

指輪の交換が始まるときは男の子が演出に加わる

新婦の入場が完了したら、新郎新婦と参列者が一緒に讃美歌を歌います。その後、牧師が聖書の一部を読み、神からのメッセージや結婚の意義などを話したら、いよいよ指輪の交換です。この際、リングボーイと呼ばれる幼い男の子が司祭に結婚指輪を渡すこともキリスト教式の演出のひとつとなっています。指輪の交換が終わったらお互いが愛し続けることを誓い合い、新郎から新婦へ誓いのキスをします。そして退場のときは新郎新婦が腕を組みながらバージンロードを歩きます。新婦の入場から退場までの所要時間は平均すると20分くらいです。

ブライダルフェアに参加すると模擬挙式を体験させてもらえることもあるので、このようなイベントでキリスト教式のイメージを膨らませるのも1つの手だといえます。